pです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
11月2日。
午前。
明治大学の学園祭にひっそりと赴く。もつ煮なんかを食べながら東京事変のコピーを見る。ボーカルの女の子が可愛い。林檎女史のような綺麗さ、雰囲気、歌い方のスタイル、中々特筆すべき点が見受けられた。最近は滅法楽器に触れていない。去年のように、ライブがしたいという気持ちは募るばかりで、この曲のこのフレーズはこう弾くと格好いい、とか、ここはアレンジしたほうがいいけど、ボーカルを引き立てることにに徹することを忘れてはならないなど、いろいろと連想しては、行き着く果てにはライヴしかない、であった。
午後。
学園祭に著名アーティストが登場するこの時期、立教大学に誘致されたthe band apartの学園祭ライヴを拝見に池袋キャンパスへ。池袋は駅ビルにメジャーなものが建っているが、一寸歩くと違った顔が見えてくる。3月ぶりのパラさんとの再会を楽しみに、ドトールでアイスカフェモカに舌鼓を打つ。彼女もこのライヴのチケットが取れたらしい。好。
キャンパスの中の建物はレンガ造りに蔓が伸びて、趣がある。中世のルーインな居城を彷彿とさせるなかで、数々の出店を渡り歩く。キリスト教対原信者。
会場は全指定席の、まるでオーケストラでも聴くのに相応しいようなシートが用意されていた。今までで一番いい客席環境で視界も最良。最初のMCでは、「折角席があるんだから、座ったら?こんな機会は滅多にないよ…?どうぞお座りください。」と、原。観客は指定席の前で以前立ったまま。痺れを切らし「座んないの?どうそ。shit down please」
セットリスト
1.Falling
2.cosmic shoes
3.I love you Wasted Junks & Greens
4.Still awake
5.Circles and Lines
6.the same old song
7.Stanley
8.Moonlignt Stepper
9.higher
10.the noise
11.led
12.from resonance
13.shine on me
14.coral reef
15.beautiful vanity
16.fool proof
17.Waiting
今までで一番好きな曲が詰まったセトリ。改めて、小暮氏は進化して止まない。
私が聴く音楽はthe band apart、東京事変、ACIDMANの三本柱だ。再生数でも8割はこれらで占められる。UNCHAINEやavengers in sci-fi、今はボサノバにも手をだしているが、しばらくすると原点回帰する始末。ただそれだけいつも聞き込んでいると、ライヴ特有のアレンジがよくわかる。3thアルバムのインタビューで「音符もタイミングも重ならない、隙間を埋めていくようなフレージング。ただ手数が多すぎてわけわかんねぇなココって思ったこともある」ともらしていたけれども、確信犯でアレンジしている。なぜならアレンジの仕方が二つのライブで同じだったからだ。小暮氏のこれからの成長が楽しみでならない。Still Awakeはショートバージョンだったが、ちょうど1年ほど前だったのか、と懐かむ。川崎氏の足回りの調子が悪かったのか、円と線のソロは無音が続いた。Watingでは恒例の原氏の独奏となった。ベースフレーズの切れ目に、素手でクラッシュシンバルを叩くという、昔あったBOYという漫画をふと思い出させるシーンが、なおかっこいい。今回アンコールがなかったのは、小暮氏がバスドラをかち破るという続行不能の状況のためであった。最後のEric . Wが名残惜しい。
どうしてこんなにかっこいい音楽ができるのか。
パラさんもお気に召してもらえたようで良かった。Still Awakeを歌ってくれた彼もこの音楽性を気に入ってくれたみたいで「アルバム全部買ったよー」と言ってくれたのは今年の夏。涙もの。ありがとう。
11月3日。
早稲田大学にチャットモンチーのライヴを見に行く。会場はZEPP仙台よりも広かった。超大人数で、観客がステージに詰め寄りすぎたために一時ライブ停止になった。かわいらしく入場し、ヒラヒラヒラクから入ったのにもかかわらず、曲の途中でスタッフがステージに介入。強制的に演奏中断となり、3人はステージそでへはける。野暮。
再開に数分かかったが、MCがかわいいので和やかになる。初めてあの生声を聞くとふんわりした気持ちになった。バスドラ4つにベースが追随するシャングリラは、川崎的な要素を私に生み出した。また恋の煙を、加えて今度はシャングリラもやりたくなった。
それにしても、どうしてこんなにもかわいいのか。
11月12日。
ポッキーの次の日という、私の誕生日。ケーキを食べながら、カルーアにミルクをステア。祝ってくれたりメールをくれた皆さん、ありがとう。今年も無事にまたひとつ歳を重ねることができました。
誕生日ありがとう。
11月15日。藤巻幸夫氏の講演会を拝聴。伊勢丹バイヤー、バーニーズ、福助再建、セブン&アイ、JRと色々と転社(「転職」ではない。やっていることはいつでも同じ、と本人)し、その名は世界でも有名である。今回の講演テーマは「藤巻流」的な経営手法と経験談。実に有意義。いい話を聞かせてもらった。是非論文の参考にさせて頂く。
再拝
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