梅雨入り

　東京は例年より二十日早い梅雨入りを迎えたそうであります。

　pです。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

　同僚が金曜から韓国に旅行に行ってきました。現地では飲食店や屋台で想像以上に辛さのあるものを食べてきたようです。帰国してから間もなく会社に来た彼は「ケツがいたい」とかなんとか。現地ではアメリカ産牛肉でデモのようないざこざがあったそうです。
　スーパーに行った時、ひどく中国産にアレルギーをもっていらっしゃる叔母様団体に出くわしたことがあります。食品を手にとっては「これは中国産だから」「中国産はだめよ～」と棚に戻すことを幾度。お前は米と芋しか食べなくなるのか！と心中毒づいていました。
　確かに中国人はずさんな性格をしているように思われます。私の周りにもいます。もちろん、今どきの日本人より謙虚で職人気質の人もいます。彼は相当器が大きそうな人です。
　さて、いま「ブーム」の中国産アレルギー問題。これが日本の企業の、中国に進出した工場にて作られた製品にあてられないことを祈ります。消費者の大部分には「情報の非対称」が起きているので。ひどい場合であると、海外産のパナソニックの製品を毛嫌いするなんて状況を目にしたことがあります。

　二次産業製品に関しては「機器製品を製造するのは、機械だ」であります。

　世界に誇るシャープの液晶テレビについていえば、その製品ができるまで工場では人間の目にかかりません。いや人間の手にも直接かかりません。さらに言うと、製造過程を見せてくれません。門外不出の環境で、さらに人間を排除し、機械が製造する、なんて体制がとられています。

　こういった生産元に対する問題も経済学ではアプローチできます。というより経済学はあらゆる問題に考察にできるという点で最も優れた学問であると思われます。「海外産に対する効用とインセンティブ」と言っても、そこで問題考察が終わるわけでは無い、というのは言うまでもないかと思います。

　液晶テレビの開発秘話なんてのもありますが、それはまた今度。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　再拝