「突き刺す十二月と伊勢丹の息が合わさる衝突地点」、新宿三丁目に行って参りました、
pです。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
東京は雨降り。
待ち合わせの時点では降らず。
再会してからは、「地点」を左手に、新宿通りを歩く。椎名林檎女史が「自称新宿系を名乗る」という話を間にしながら、伊勢丹へ。
伊勢丹の名物バイヤーを経て、現在高級靴下メーカー株式会社福助の代表取締役でもある藤巻幸夫氏の講演を聴講しに行ったり、著作をいくつか読んでいるのである程度の知識は拵えたつもりであった。
制服や什器の統一は、箱モノ百貨店で差別化をはかる伊勢丹の社風がよく表れている、なんて会話をしながらフロアガイドを見て、店内観覧。
MDは重要な差別化の要素。VMDに関心しながらツモリチサトやYSLのそれは、かっこいい。ただ、ストールでさえ買えないものの、所謂「消費の麻痺」を実感。
伊勢丹の誇る自主編集売り場、「リ・スタイル」を初めて見て回る。黒と紫の奇妙妖艶なMDがないアナスイの売り場を初めて見た。壁で仕切られていないフロア。斬新でありました。
メンズ館ではDiorとマルジェラを一寸見て回りました。LV、Diorでは今為替の影響で7%、8%の価格修正で、値下げをしています。160年ほどの歴史のなかで30数回目の価格改定であります。
地下では、リカーコーナーへ。リキュールの瓶はどれもかわいいシルエットですねー。
その後は丸いのレストラン街にあるパスタ屋さんへ。
湯葉と、海苔ベーコンに惹かれてオーダー。
久しぶりにたくさん話ができたきがします。桂木弥子が釈放されたアヤに会った時という比喩が最適かと思います。
互いの近況なんかを話して、高校時代の国語教師の話をしたり。
「入れてごらん。いいですね、そこですね。」
食後には珈琲とタピオカ。
そして初めて、自分の苦悩ないしジレンマを吐露しました。洗いざらいすべてを聞いてもらいました。一寸、心が洗われました。
「また貴方に会えるのを楽しみに待って左様なら」
再拝
PR