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  「何か」を残すための備忘録ブログ
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 映画「ミスト」を観ました。字幕です。最近帰国子女の奴と仲良くさせてもらっているので、ネイティヴ表現の勉強になります。
  
 pです。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 概略
 ある日嵐と共に霧がやってきた。その霧の中にはなにかがいる。
 Something in the mist! Shut the doors! Shut the doors!
 その何かに殺されていく恐怖が人々を追い詰める。
 途中、イスラエル神的宗教扇動者が狂い、生贄を実行。
 霧の中から脱出をはかるとそこには…

 この手の対モンスター映画にしては、収束感の様相が不思議でなりません。

 映画中、対象はずっとこの表現でした。「何か」です。普通この手の地球外生命体を相手にする映画の場合、「ヤツ」等と表現されますがこの作品は通して「何か、Something」でありました。
 そこには、作品中に描かれる強い恐怖と、行動の抑圧が見られると思います。霧の浸入を防ぐため、スーパーに籠城。食糧はあるが、攻め落とされるのは時間の問題。籠るか、霧を脱出をするかの中での内紛。
 エイリアンやプレデターとは一線を画す作品です。
 最後まで、正体と特性を現さないところにも「何か」に対する考えがあるのだと思います。時間軸の複線は珍しいと感じました。トルハーに活かせるだろうか。最後が、大変印象的です。

 後半を具体的に延々と書いていけば「ほう、そういう映画か」となるのでしょうが、それは野暮であります。

 個人的に、肉をはぎ取られた後の、必至なシーンが、「アスピリンや鎮痛剤」というよりも、脳内麻薬の感じが出ていて、薬を取りに行くシーンとリンクし、薬=死となるのか、と考えました。空の薬莢。最後は、本当に印象的です。

 ぜひ一度。

                              再拝

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