「Red Planet」～惑星地球化計画～

　という映画を観ました。映画マトリックスのトリニティ役の女優さんが出演してました。

　pです。皆さんいかがお過ごしでしょうか。本日４回目の更新。DIO気分です。

　久しぶりにコテコテなSFを観ました。赤い惑星、火星です。「テラフォーミング」の話です。

　火星に酸素を作るために、地表を覆い尽くすほどの藻を送った。その後の酸素レベルを調査しに一行が、エイミーという自律型ロボットを連れて火星に向かった。途中、宇宙船が突如太陽フレアの被害を受け深刻なダメージを受ける（このあたりが不良）。探査船が不時着すると、火星の表土は緑ではなく赤褐色のままであった。エイミーも暴走し、一行に襲いかかる始末。しかし、藻が無くなっているのにも関わらず大気には酸素があった。
　原因は突如発生したと思われる火星の昆虫型生物であった。これが火星中の藻を食べつくした。しかしこの生物こそが酸素を生み出していた生物であった。エイミーに搭載されていた高圧電源を利用（奪取）し、５０年前のロシア製探査船（米人がこけにしていた）に組み込んで、宇宙船まで帰還し、捕獲した生物を地球に持ち帰る、という話。

　「テラフォーミング」を根本から考え直しているという点では、SFにしては風変わりだが、それゆえにメッセージ性表現性も抜きんでることはできないでいた。現実世界に照らし合わせてみるとしたら、ありもしない（というと浪漫がないが）生物が地球を救うということになる、ということか。一寸違うか。
　
　太陽フレアを利用した戦争、がテーマの映画があれば、劇場まで赴くのになぁ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　再拝